つらーい花粉症を和らげるには?花粉症に効果的な食べ物

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少しずつ春の訪れを感じられる日が多くなりました。この時期は花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?花粉症の患者数は年々増加傾向にあり、最近の研究では日本人の2人に1人が花粉症の可能性があると報告されています。本記事では、つらーい花粉症を和らげるための栄養成分と具体的な食べ物についてご紹介します。

花粉症って?

くしゃみをしている人のイラスト(花粉症)

スギやヒノキなどの春の植物の花粉が原因で起こるアレルギー疾患です。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の充血が主な症状で、花粉症の約70%はスギ由来のものです。これは、日本全国の森林の18%がスギを占めているためです。特に関東、東海地方を中心としています。関西ではスギに加え、ヒノキの植林面積も多いため、ヒノキ由来の花粉症にも要注意です。
他にも、花粉症の方が果物や生野菜を食べた後、数分以内に唇や舌、口の中や喉にかゆみを生じる口腔内アレルギー症候群を発症するケースもあります。

花粉症の症状を抑えるべきポイントは?

◎腸内環境の改善
◎食生活の見直し

効果的な成分と食べ物

乳酸菌・・・腸内環境を整え、免疫バランスを改善する。
ビタミンC・・・免疫機能をサポートし、体内の炎症を抑える。
ヨーグルト
腸内環境を整え、乳酸菌が豊富なだけでなく、ビタミンCも一緒に摂取できます。きなこやはちみつ、バナナと食べると相乗効果が期待できます。

食物繊維・・・腸内の環境を整える
きのこ
食物繊維がたっぷりで、βグルカンのプレバイオティクス作用が腸内環境の改善につながります。

不飽和脂肪酸・・・免疫機能改善と炎症反応抑制
青魚
あじやいわしなどに含まれる不飽和脂肪酸のEPAやDHAを効果的に摂取しましょう。EPAは花粉症などのアレルギー症状を軽減する働きが期待できると最近の研究結果では報告されています。

ビタミンD・・・粘膜のバリア機能の維持と炎症抑制
かつお、いわし、さけ、しいたけ、まいたけ、卵
骨の健康を保つ栄養として知られていますが、実は免疫機能を調製するはたらきもあります。免疫機能の過剰反応を和らげることができます。


ビタミンE・・・強い抗酸化作用と免疫機能向上
アーモンド、落花生、くるみなど
ナッツ類に多く含まれています。素焼きをそのまま食べても良いですし、ヨーグルトやドライフルーツなどと一緒に食べるとより腸内環境の改善につながります。

ポリフェノール・・・抗酸化用により抵抗力を高める。
緑茶
緑茶のカテキンがアレルギー誘発物質のヒスタミンの働きを抑えます。
チョコレート
カカオポリフェノールには、免疫機能にアプローチしてアレルギー症状を抑える働きがあります。カカオポリフェノールは、ココアからも摂取できます。

避けたほうが良い食べ物

トマト
スギ、ヒノキ由来の花粉症の場合、トマトを食べると口腔アレルギー症候群を発症することがあります。

高糖質飲料(ジュースや炭酸飲料など)
砂糖を多く含む飲み物は、体内の炎症を促進し、免疫力を低下させます。摂取することで、血糖値が急激に上昇し、インスリンの過剰分泌を引き起こします。これによって炎症サイトカインの生成を促進し、体内の炎症反応を強くします。免疫機能を低下させ、アレルギー反応への抵抗力を低下させます。また、砂糖のとり過ぎは腸内の善玉菌のバランスを崩し、腸内環境を悪化へとつながります。

カフェインを含む飲料(コーラやエナジードリンク)
体内の酸化ストレスを増加させ、免疫反応を妨げます。

アルコールや冷たいもののとり過ぎにも注意が必要です。

最後に

花粉症は薬で症状を和らげるだけでなく、日頃の食事で体質を改善することができます。毎シーズン辛い思いをする前に一度、食習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

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